通関士クロストーク

二葉に入社し、毎日の仕事と両立しながら通関士の資格を取得した3名。二葉に入社した経緯と通関士資格取得までの道のりを紹介します。

CROSS TALK

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Q.二葉に入社したのはどのような経緯からでしょうか?

野田 就職活動では、基本的に物流関係の仕事を志望していまして、港湾運送から保管、通関と物流に関わる業務を幅広く行っている二葉であれば、様々な仕事ができるかなと思って志望しました。当時は通関士になりたいとは考えていませんでした。

太田 特に業界を絞って就活をしていたわけではなく、いろいろな会社を見ました。当時、食や食文化に関心があったのですが、二葉の業務を通じて食を物流という別の側面から知ることができるのではと思いました。また、二葉の面接の際に、待合室の人事担当の方が湯飲みにお茶を入れて出してくれたんです。些細なことなんですけど、それこそが人を大切にする会社の社風を表しているのではと感じて、入社を決めました。

河野 私は就活でいろいろ職種を調べていくうちに、通関士という仕事が自分自身に向いているんじゃないかなぁと感じ、志望しました。二葉の人事部の方は親身になってお話を聞いていただけたので、入社しました。

Q.入社してから通関士資格を取得されましたが、どのようなきっかけで通関士を目指したのでしょうか?

河野 私は入社する前から通関士資格を取りたいと思っていて、2021年に通関士資格に合格しました。2年目ぐらいで取れたらいいかなと思い、勉強していました。

太田 私の場合は、入社2年目に通関部に異動になり、自然に通関士資格を取得する流れになり、2020年に取得しました。

野田 妻も二葉の社員なのですが、通関部に在籍していて先に妻が通関士に合格しました。通関士資格を取得するのはすごく難しいのではと思っていたのですが、身近で取得するための勉強や過程を見ていたので刺激になり、自分でもできると励みになりました。私も2020年に通関士資格を取得しました。

Q.通常の業務をしながら通関士資格を取得されていますが、どのような方法で勉強をされていましたか?

野田 私の場合は、家に帰ってわからないことを妻に聞いたりとか。通関士の妻にその場ですぐ聞けるっていうメリットを大いに生かしましたね。当時は平和島冷凍物流センターの冷蔵庫で働いていましたが、長く勉強するのは性に合わないので、集中して1年で取得するように後半は特にペースアップしました。

河野 通勤時間を使って効率的に勉強するようにしていました。会社で申し込んでいただいた通関士の通信講座は、定期的に問題を送ってくるのでその締め切りを守らなければならず、自ずとヤル気になりました。通関士資格に合格すると会社が受講料費用を全額サポートしてもらえるのも嬉しかったですね。

太田 私も河野さんと同じように、通信講座を学習ペースの基準にしていました。平日は仕事が忙しく、休日は休んでしまったりで、取得まで3年ほどかかりました。「過去問を何回もやったよ」とか「勉強していくとマニアックなところを攻めたくなっちゃうけど、王道をしっかり覚えていくことが大事」など、通関部の先輩からいろいろアドバイスもいただきました。

Q.通関士資格を取得したことで良かったことはありますか?

太田 通関士とは通関業者においてお客様の代理人として税関に対する通関手続きを行なう、貿易にとって欠かせない仕事だと思います。通関士資格を持っていないと、通関部に所属していてもできない仕事があるので、モヤモヤを感じてしまうもの。通関士の資格を取ってやっとスタートラインに立てたと感じています。

野田 通関士手当が付くのでお給料がアップします。正直に言ってそれがモチベーションにつながりますね。

河野 私は他法令を担当しているので直接通関とは関わっていませんが、二葉の業務を見ていて勉強したことが実感できることは良かったと思います。

Q.二葉の魅力とはどんなところだと思いますか?

河野 大阪支店ではとにかく楽しく仕事ができています。同じミッションを協力して行ない、社員それぞれの判断に任せ自由度が高く仕事に臨めています。ボーナスなど社員に見える形で会社から還元していただけるのも、ヤル気アップにつながっています。

太田 実はキャラが濃い人が多いと思いますね。でもそれぞれの良さを生かして協力して仕事を進めていく環境があるところが魅力だと思います。

Q.就活中の方に向けてメッセージをください。

野田 ホームページや企業説明会はもちろんですが、できるだけOB訪問をして積極的に情報を取り入れた方がいいと思います。学生のうちは実際に働いてみるとどんな感じか、イメージがつきにくいのは当然です。入社後のギャップをなるべく少なくするためにも、時間をかけて悔いのない就活を頑張ってください。

太田 通関の仕事は入社前に想像していたよりも奥深く難しい仕事だと感じていますが、その分やりがいもあります。私自身もそうでしたが、通関に馴染みがなくても、少しでも興味があれば会社訪問をして、話を聞きに来ていただければ嬉しいなと思います。

河野 会社を選ぶ上で、自分にとって絶対に譲れない条件や自分にとって大事なことを大切にしてほしいと思います。なぜなら入社した後もそれがあるから頑張れるみたいな力になるから。自分らしく働けるような会社を見つけられるように頑張ってください。

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