Q.就職活動ではどのような業界を志望していましたか?
小倉 5歳上の兄が物流に関わる仕事をしていたこともあり、両親とも話しながら物流関係の会社を中心に会社を探し、二葉を知り入社しました。
林 就活当初は航空業界やサービス系などの様々な職種を見ていましたが、コロナ禍の影響もあり方向転換をしようと決めた時に、通関の仕事を知り興味を持ちました。そこから物流業界を調べ、通関業務を行なっている企業に絞って選考を受けました。
塚田 大学では観光を学んでいましたが、「菜食同源」という考え方に出会ってから“料理”に興味を持ち始めました。スーパーに足を運ぶたびに、世界中から届けられる食材によって日本の食卓が支えられていることを強く実感したことがきっかけで、食品物流業界を中心に就職活動を行ないました。
荒川 大学が国際学部だったため、元々海外に強い興味を持ち、貿易や輸出入に関わる仕事をしたいと思い、物流業界の会社を調べ就活を行ないました。
Q.二葉に入社を決めたのはどのような理由ですか?
塚田 会社説明会で「通関をはじめとした豊富なノウハウのもと、世界各地の生産者やメーカーが生み出す魅力ある商品を日本の食卓に届ける一翼となれる」という話を伺いました。私も高い専門性を身に付けながら、食料自給率の低い日本の食を支えていきたいと思い、二葉への入社を決めました。食品物流に関わる全ての過程を一貫して担っている二葉では、キャリアアップを通して多角的に食品物流への知見を深められる点にも魅力を感じました。
荒川 貿易関係という仕事内容に興味があり通関をやってみたいなという気持ちと、食べることが好きなので食品に関わる仕事である、というその両方が叶う二葉を選びました。
小倉 私は安定感が大きいですね。HPを見たり、会社説明会で話を聞いていくうちに、二葉でなら長く腰を据えて働いていけると感じました。
林 一番は食品に特化しているので専門性が高い、という点に魅力を感じたからです。また、日本が輸出入を行っている貨物はたくさんあると思いますが、食品という身近な商材を扱うことは、仕事のモチベーションにもつながると思いました。
Q.二葉の面接で印象に残っていることはありますか?
林 3回の面接がありましたが、最初は緊張しましたが徐々に和やかになっていき自分自身をアピールすることができました。最後の社長面接ではエントリーシートを見ていただきながらお話をさせていただきました。
塚田 「あなたが思う二葉の弱みはなんだと思いますか?」と質問されドキッとしましたが、説明会の時に伺った話を自分なりに分析し答えました。
Q.入社して仕事を始めてからはどのようなことを感じていますか?
荒川 入社前は業務を正確に行なっているというイメージが強かったのですが、実際に仕事をしていくと、正確さの上でさらに臨機応変に対応することが大事だなぁと感じました。
小倉 今は倉庫で働き、物流の現場を肌で感じいろいろなことを学んでいる段階。最初はコンテナの入庫を担当し、最近では出庫担当になったので新しいことを覚えている最中です。これらのことを糧にして、さらに貿易や物流のことなどについて勉強し身につけていきたいと思っています。
Q.休日はどのようなことをして過ごしていますか?
荒川 家でリラックスしながら、見たかった映画とかアニメを見てゆっくりしていますね。
小倉 私もアニメを見てます。それと一人暮らしなので休日にまとめて家事をしていますね。
林 部屋の掃除をしたり、作り置き用に1週間分のお弁当のおかずを作っています。
塚田 旅行が好きなのですが、コロナ禍のため気軽には行けません。そこで、スーパーに行って目新しい輸入食品や調味料を買ってきて、家で料理して海外旅行気分に浸っています。
Q.就職活動に臨む人たちにアドバイスはありますか?
小倉 上手くいかなかった場合、その要因をしっかり考える必要がありますが、内定が取れなかったこと自体は気にしないこと。たくさんある会社の中で、たまたま自分との相性が合わずに内定が取れないことはよくあります。気持ちを引きずらずに、次に生かしていくことが大事だと思います。
塚田 自分の適性に合う仕事を選びたいと考えがちですが、先入観を持たずに様々な業種の説明会や面接を受けてみてください。就活という短期間に、社会の先輩たちから有益な話をたくさん聞けるので、人生にとって有意義な時間になると思います。
荒川 就活中はいろいろな情報が溢れると思いますが、自分がどういう時にモチベーションが上がるか、頑張れるかなどの自己分析が大切だと思います。就活するまではあまり意識していませんでしたが、自分の経験を洗い出していき、しっかりと自分の考えをまとめていくといいと思います。
Q.将来の夢を教えてください。
林 通関に興味を持って会社を決めたので、通関士の資格は頑張って取得したいと思っています。一年目でまだまだ知識は浅いですが、周りは知識豊富な方ばかりなので、少しでも近づけるように学んでいきたいです。
荒川 私も元々、通関士になりたかったのでそれに向けて業務の経験を増やしていきながら勉強をしていきたいと思います。
小倉 マルチに働ける人間になりたいです。現在は出庫を担当していますが、様々なことを学び経験値を上げていって先輩たちに追いついていきたいと思います。
塚田 営業の業務をメインとして携わっているため、通関や検疫関連の分野になると、まだまだ知識不足からお客様の問い合わせにスムーズにお答えできないことがあります。そのため、“通関営業チーム”という特性を活かし、枠にとらわれず業務の幅を広げていくことによって、“食品物流”のエキスパートとして活躍していきたいと考えています。
Q.就活生に向けてメッセージをお願いします。
小倉 自分が就活をしていて一番感じたことは、やってみたり、見てみたりしないとわからないことがたくさんあるということ。興味がないことでも、自分はできないと決めつけずに、積極的にトライしていくことで世界が広がると思います。
林 コロナ禍での就職活動は、思うように会社にも足を運べず大変だと思います。私もコロナの影響で志望業界を変えることになりましたが、コロナがなかったら通関の仕事を知ることはなかったかもしれません。社会にはいろいろな仕事があるんだな、と考えるきっかけにもなりました。志望していなかった職業でも、実際に働いてみると気が付く魅力は、どんな仕事にもあると思います。うまくいかないことに囚われすぎずに、いろいろな業界、職種を調べてみてほしいなと思います。
荒川 初めから業種や業界を絞ってしまうのはもったいないと思います。自分の好きなところややりたいことは大切にしながら、いろいろな可能性があるということも心に留めて、様々な企業を見た上で納得したところに進んでもらえればと思います。
塚田 オンラインで説明会などが行われるケースも多くなったので、今まで以上に多種多様な企業に触れる機会が得られると思います。「自分はこの仕事には向いていないだろう」といった先入観に囚われてキャリアの可能性の幅を狭めないためにも、一つでも多くの企業に触れて、心惹かれる方へと向かってください!